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【市況】NY株式:ダウは120ドル高、NYダウ、S&P500種指数が最高値更新

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

12日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は120.74ドル高の18347.67、ナスダックは34.18ポイント高の5022.82で取引を終了した。雇用統計や日本の参院選挙、英国の次期首相決定などが引き続き好感されており、アジア・欧州株がほぼ全面高となった流れを受け買いが先行。昨日発表された非鉄金属のアルコア(AA)の好決算を受け、米企業業績への期待が高まり、終日堅調推移となった。ダウ及びS&P500種指数が最高値を更新したほか、ナスダック総合指数も節目となる5000ポイントを上回った。セクター別では、運輸やエネルギーが上昇する一方で公益事業や食品・生活必需品小売が下落した。

ハードディスクメーカーのシーゲート・テクノロジー(STX)は6500人規模の人員削減策を発表し大幅上昇。コーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)は米国店舗で一部飲料の値上げを行い、堅調推移。ソフトウェアのオラクル(ORCL)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け買われた。映画館チェーンのAMCエンターテイメント(AMC)は欧州同業のオデオン・アンド・UCIシネマズグループと12.1億ドルで買収合意し上昇した。

本日、セントルイス連銀総裁は英国のEU離脱が長期にわたって米国経済に影響を及ぼす可能性は低いとの認識を示した。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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