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2016年07月06日07時00分

【市況】NY株式:ダウは108ドル安、軟調な英国経済指標を嫌気

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

5日の米国株式相場は下落。ダウ平均は108.75ドル安の17840.62、ナスダックは39.67ポイント安の4822.90で取引を終了した。連休中に発表された6月の英建設業購買担当者景況指数(PMI)やサービス業PMIが予想を下振れ、欧州連合(EU)離脱を巡る同国経済への懸念が再燃したことでアジア・欧州株が軟調推移となり、米国株にも売りが広がった。原油相場の下落も嫌気され、終日軟調推移となった。セクター別では、不動産や公益事業が上昇する一方で自動車・自動車部品や銀行が下落した。

オートバイメーカーのハーレー・ダビッドソン(HOG)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、大幅下落。EU離脱への先行き不透明感からJPモルガン(JPM)やゴールドマンサックス(GS)などの金融各社が軟調推移。電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は4-6月期納車台数が予想を下回り、売られた。ファストフードのマクドナルド(MCD)はEUでの商標を巡る訴訟に勝訴したことが明らかとなり、小幅高となった。

明日はFOMC議事録が公表される。6月のFOMCではイエレン議長は英国が欧州連合(EU)を離脱した場合には米国の経済見通しにも影響を及ぼすとの見解を示しており、中長期的な米国経済への影響についてどのような議論が行われたのかに注目したい。但しFOMCは英国の国民投票前であったことから、FOMCメンバーの判断を見極めるには暫く時間を要するだろう。



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《TM》

 提供:フィスコ

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