【市況】東京株式(前引け)=目先利益確定売りこなし、続伸歩調続く
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京株式市場は、朝方は前週5日続伸と戻り足を強めていた反動から目先利益確定売りが出たが、その後はプラス圏に切り返す強さをみせた。為替が102円台後半でもみ合いを続けており、円高に対する警戒感がやや和らいでいる。ただ、買いの勢いも弱く、前場の売買代金は8000億円も下回り閑散相場の色彩が再び強まっている。
個別ではNTT<9432>が堅調、JT<2914>にも買いが先行している。キーエンス<6861>が高く、資生堂<4911>もしっかり。ソフトブレーン<4779>は連日のストップ高、日東製網<3524>も物色人気となった。半面、良品計画<7453>が大幅安。クスリのアオキ<3398>が続急落となったほか出光興産<5019>も売りに押された。オムロン<6645>、シャープ<6753>が軟調、日立国際電気<6756>も下落した。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)