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【市況】11時時点の日経平均は6日続伸、決算発表の良品計画が東証1部下落率上位に

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は15765.10円(前週末比82.62円高)で推移している。1日の米国市場では、NYダウが19ドル高と小幅ながら4日続伸した。ただ、シカゴ日経225先物清算値は15560円となり、為替相場もやや円高で推移していたことから、日経平均は前週の上昇に対する利益確定売りが先行して128円安でスタートした。目立った材料に乏しく、4日の米国市場が独立記念日の祝日で海外勢のフローも限定的となるなか、日経平均は朝安後にプラスへと切り返し、足元でここまでの高値を付けている。

個別では、トヨタ自<7203>、ソフトバンクグ<9984>、ソニー<6758>、NTTドコモ<9437>、アステラス薬<4503>などがしっかり。NTT<9432>、KDDI<9433>、日産自<7201>が2%超、JT<2914>が3%超の上昇で推移している。また、ソフトブレーン<4779>がストップ高となっており、日東網<3524>やライドオンEX<6082>などとともに東証1部上昇率上位となっている。一方、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>といったメガバンク株や、ファナック<6954>、7&iHD<3382>などがさえない。7&iHDは業績観測が報じられている。また、前週末に第1四半期決算を発表した良品計画<7453>は5%を超える下げとなり、クスリのアオキ<3398>や日ゼオン<4205>などとともに東証1部下落率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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