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【経済】さえない中国製造業PMIでも上海の鉄・ゴム・非鉄関連銘柄はしっかり、サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。

先日もレポートしたように、中国政府が今年の鉄鋼生産能力を4500万トン、石炭の生産能力を2億8000万トン削減する方針であると報道され、中国の鉄関連銘柄が急騰しましたが、その後、中国の商品先物市場がどう推移しているかまとめました。

松永さんによると、ゴム市場については
「上海ゴムは、小幅安で寄り付き、その後プラス転換となり、1.7%高付近まで上昇して前場の取引を終えました。」とのこと。

また気になる中国の鉄関連銘柄については、
『中国の商品先物市場最大の売買高を誇る上海鉄筋(上海螺子鋼)は、3.1%高付近まで急伸しており、1か月前の安値から約25%の上昇。上海アルミは2.1%高、上海亜鉛は1%高、上海鉛は1.1%高となり、本日も上海非鉄金属銘柄が全面高となっております。』とおっしゃっていました。

7月1日に財新・マークイットが発表した6月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.6と市場予想の49.1を下回っています。
前月の49.2から悪化して4カ月ぶりの低水準で、景況改善と悪化の分かれ目となる50を16カ月連続で下回ったわけですが、
そのことについては
『それでも上海鉄筋や上海ゴム、上海非鉄関連銘柄の上昇力が衰えないことは注目でしょう。』とおっしゃっていました。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の7月1日付の「ゴム市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 三井智映子

《NO》

 提供:フィスコ

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