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2016年06月30日11時41分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:福井コン、太平洋セメ、ソニー、ペプドリ

福井コン <日足> 「株探」多機能チャートより
■福井コン <9790>  2,116円  +106 円 (+5.3%)  11:30現在
 29日、福井コンピュータホールディングス <9790> が住宅設備向けバーチャル空間体感システム「ARCHITREND VR」を販売開始すると発表したことが買い材料視された。同製品はVR(バーチャルリアリティ)に対応しており、まるでその場に立っているかのような圧倒的な没入感を体験できる。ヘッドマウントディスプレーを装着することでキッチン周りの高さやスペースなどをリアルに感じることができ、住宅のプレゼンテーションにおいて新しい住宅提案が可能となるという。発表を受けて、VR関連製品の販売による業績への寄与に期待する買いが向かった。

■スパークス・グループ <8739>  186円  +8 円 (+4.5%)  11:30現在
 29日、スパークス・グループ <8739> [JQ]が発行済み株式数(自社株を除く)の0.59%にあたる120万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は7月1日から7月29日まで。

■太平洋セメント <5233>  246円  +10 円 (+4.2%)  11:30現在
 29日、太平洋セメント <5233> が持分法適用会社である韓国・雙龍洋灰工業の保有する全株式を売却することに伴い、売却益25億円を特別利益に計上すると発表したことが買い材料視された。雙龍洋灰工業の株式は同社筆頭株主の韓国ハンエンコに売却する。同社は韓国への投資をより成長が期待できる地域への投資原資として回収することが企業価値向上にとって最も望ましい方策と判断し、株式売却に踏み切った。なお、17年3月期の業績への影響は現在精査中としている。

■ニコン <7731>  1,405円  +45 円 (+3.3%)  11:30現在
 ニコン<7731>が4日続伸。ドイツ証券がニコンについてリポートをリリースしている。熊本地震によるソニー<6758>工場の被災によってCMOSイメージセンサの調達ができず、一眼レフの供給不足が続くものの、ハイエンド一眼レフ新製品は既に発表済みで、コアユーザーの購入は進むと指摘。ミックス改善に加え、広告宣伝費抑制も重なり映像事業の収益性は改善するとみて、コア部材の内製化率の低さも稼働損を緩和と解説。同証券ではまた、FPD露光装置も上期はフル生産が続くため、中期的な株価上昇余地は限定的であるものの、第1四半期はコンセンサスを上回ると予想。投資評価は「ホールド」を継続し、目標株価は1600円から1400円へ引き下げている。

■ソニー <6758>  3,060円  +98 円 (+3.3%)  11:30現在
 ソニー<6758>が4日続伸。前日に開催した経営方針説明会ならびにIR  Day 2016で、ロボット事業に再参入することが明らかになり、前日の株価は終日堅調に推移した。きょうもその流れが続いているようだ。きょうは複数の国内大手証券がリポートをリリースしている。SMBC日興証券では、今回のIR  Dayで最も注目されたのはG&NSとしたうえで、PS4 Neoの投入などによるゲームの持続成長性やVRの潜在力の高さなど、中期の「夢」を描けるビジョンとロードマップが共有されたことはポジティブであろうと指摘。VRがノンゲームの世界まで拡張し、新たなエコシステムを生み出せるプラットフォーマーへと昇華できるか、注目していきたいと解説。投資評価「1」(アウトパフォーム)、目標株価3100円を継続している。また、野村証券のリポートでは、VRについては、ゲームのみならず、映像・音響技術の活用や、映画・音楽分野との連携など、グループ一体となって取り組んでいくと紹介。また、AIの活用やロボティクスへの展開などの方針も示されたが、ここでもグループの総合力を発揮することが求められようと解説。現時点でのレーティングは「バイ」としている。このほか、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のリポートでは、社外の先進知見を取り込むSony Innovation Fundの設立や、AIやロボティックスに向けたカンパニー横断の取り組みなどに期待が持てると解説。現時点のレーティングは「オーバーウエート」、目標株価は3500円としている。

■三ツ星ベルト <5192>  794円  +23 円 (+3.0%)  11:30現在
 29日、三ツ星ベルト <5192> が発行済み株式数(自社株を除く)の0.88%にあたる55万株(金額で4億5000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は6月30日から7月31日まで。

■荏原 <6361>  564円  +14 円 (+2.6%)  11:30現在
 東海東京調査センターでは、日経平均VI(ボラティリティ指数)が24日高値43.62から昨日29.44まで低下するなど、英国のEU離脱決定に伴う市場心理の悪化が一服しつつあると指摘。今後は、ファンダメンタルを考慮した展開になるとみて、今日は英国のEU離脱決定を受けて大幅に下落した銘柄などに見直し買いが入ると解説。急落直後のため上値では戻り売りが出やすそうなことから、中長期的スタンスでアナリストが強気としている銘柄に注目して、個別では、防災対策における治水工事の増加が追い風となる荏原製作所<6361>と電気自動車の市場拡大により恩恵を受けるステラケミファ<4109>をピックアップしている。

■ペプチドリーム <4587>  6,120円  +150 円 (+2.5%)  11:30現在
 ペプチドリーム<4587>が4日続伸。同社は29日、研究開発中だった抗インフルエンザ薬「PD-001」の前臨床試験を開始したと発表。これが期待材料となっているようだ。前臨床試験の開始は、以前から継続的に行っていた各種非臨床試験の結果、薬剤の溶解度や体内動態、投与法、投与タイミングなど薬剤の開発に欠かせないデータの取得が完了したことによるもの。今後は前臨床試験の結果に注視し、将来の臨床開発に向けた準備を行っていくとしている。

■三越伊勢丹 <3099>  925円  +22 円 (+2.4%)  11:30現在
 三越伊勢丹ホールディングス<3099>が反発。JPモルガン証券では、インバウンドの売上減速で、厳しい販売実勢が続いていると指摘。当面は販売底打ちや回復感、中期では資産有効活用が株価回復の鍵になるとの見方で、業況は厳しいものの、現株価からの下値余地は限定的と解説。レーティング「ニュートラル」を継続、目標株価を1500円から1050円に引き下げている。

■ヘリオス <4593>  2,216円  +51 円 (+2.4%)  11:30現在
 ヘリオス<4593>が4日続伸。29日の取引終了後、佐賀大学医学部眼科学教室・江内田寛教授および九州大学大学院医学研究院眼科学分野・石橋達朗教授らによって実施された、眼科手術補助剤「HLM0021」の多施設共同第3相医師主導治験の結果が、日本眼科学会雑誌第120巻第6号に掲載されたと発表しており、これを材料視した買いが入っている。同医師主導治験では、硝子体手術においてHLM0021を硝子体腔に投与し内境界膜を染色して可視化することの有効性と安全性が評価されたという。また、HLM0021が投与された31症例を評価した結果、硝子体手術時の内境界膜の可視化に有効かつ安全であり、手術の容易性が向上することが確認されたとしている。なお、同パイプラインは、国内ではわかもと製薬<4512>にライセンスアウトされており、同社によって上市に向けた開発が進められている。

■パナソニック <6752>  898.8円  +16.6 円 (+1.9%)  11:30現在
 パナソニック<6752>が続伸。同社は29日、ドローンと大型風船を融合し、スポーツやイベントなどでさまざまな演出が可能なドローンシステム「バルーンカム」の試作機を開発したことを発表した。バルーンカムは、ドローンを大型風船で包んだ、全く新しい構造の演出ツールで、バルーンカム表面を活用した映像、光の演出やサイネージなど驚きと感動を与える演出が可能。プロジェクターなど同社の機材と組み合わせた新たなイベント演出の実現を目指し、実証実験を行いながら実用化に向けた開発を進めていく。

■大成建設 <1801>  844円  +6 円 (+0.7%)  11:30現在
 大成建設<1801>が4日続伸。英国のEU離脱決定に伴う波乱も相対的に影響を受けにくい内需株に注目が集まっており、とりわけ補正予算など財政出動による公共投資拡大の思惑を追い風に建設株が物色人気を集めている。同社は大手ゼネコンのなかでも、都市再開発での受注実績に加え、リニア中央新幹線関連では昨年、南アルプストンネル工事をJVでいち早く受注するなど株価の評価材料が多い。目先は5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現するなどテクニカル面でも上値指向の強さを示唆している。市場では「英国EU離脱の問題があったことで、秋と言われる補正予算も大方がイメージするより早い段階で大規模なものが打ち出される可能性がある。同社株については株主還元姿勢の高さも評価され、29日付でみずほ証券が目標株価を1000円に引き上げたことも買いの手掛かりとなっている」(準大手証券)としていた。

●ストップ高銘柄
 ALBERT <3906>  1,500円  +300 円 (+25.0%) ストップ高   11:30現在
 くろがねや <9855>  512円  +80 円 (+18.5%) ストップ高   11:30現在
 ドーン <2303>  3,205円  +500 円 (+18.5%) ストップ高買い気配   11:30現在
 フジタコーポレーション <3370>  1,114円  +150 円 (+15.6%) ストップ高   11:30現在
 ネクストウェア <4814>  168円  +9 円 (+5.7%)  11:30現在
 以上、5銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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