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【市況】27日の株式相場見通し=急落の反動で押し目買い優勢に

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 27日の東京株式市場は、“英EU離脱ショック安”の後遺症が予想されるものの、きょうは前週末急落の反動で押し目買いが優勢となりそうだ。24日のシカゴ市場では、日経平均先物9月物(円建て)は1万5275円と、同日の大阪取引所の清算値の1万4950円を170円上回った。27日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=102円を挟んでの小幅な値動きとなっている。

 24日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比610.32ドル安の1万7400.75ドルと急反落し、3月16日以来約3カ月ぶりの安値水準となった。英国の国民投票で、欧州連合(EU)からの離脱は決定したのを受けて、世界経済の先行き懸念からアジアや欧州の株式相場が軒並み急落したのを嫌気して、米株式市場でもリスク回避の動きから金融株を中心に全面安の展開となった。ナスダック総合株価指数は、前日比202.062ポイント安の4707.979と急反落した。

日程面では、中国1~5月の工業企業利益に注目。
(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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