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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (6月24日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 日経平均株価は、寄り付き値で上放れる公算です。そのまま上昇して本日が大陽線をつける展開になるか、寄り付き値の値位置付近で上値を抑えられる展開になるかは、寄り付き値の値位置を見るまでわからない状況です。

 最近の上げは、6月16日の安値1万5395円が底値であることを確認する動きです。つまり、5月31日からの下げは、2月以降の上昇途中のボックス型中段もちあいのレンジ下限を目指す動きという見方になるということです。

 レンジ下限からの上げになるので、6月16日からの上げは目立った調整なく、レンジ上限1万7000円程度まで上げると考えていた方が妥当です。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

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