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【市況】東京株式(寄り付き)=円高進行を嫌気して反落スタート

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 21日の東京株式市場は売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比89円安の1万5875円と反落。

 前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに反発、原油市況もWTI原油先物価格が大幅続伸となったが、外国為替市場で1ドル=103円台に入るなど再び円高に傾いており、これが自動車や電機株中心に輸出採算の悪化を想起させる逆風材料となっている。日経平均は前日に365円高と大幅続伸したが、売り方の買い戻しが主流とみられ全体売買代金は低調だった。引き続き23日に行われる英国のEU離脱の是非を問う国民投票を前に、積極的な実需買いは入りにくい環境にある。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、電力ガス、食料品を除き安い。値下がりで目立つのは保険、非鉄、銀行、その他金融、輸送用機器など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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