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2016年06月10日08時56分

【市況】【今日の相場見通し】 本日の予想レンジ 16,400円~16,700円

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 米株式市場は、ここまで市場をリードしてきた原油価格が下落したことや、アジアや欧州市場が軟調だったことを懸念して小幅反落。その影響でシカゴの日経平均先物も、大証の終値と同じ水準で取引を終えていることから、東京市場の朝方も売り買い拮抗から小幅安での取引開始となりそうだ。

 一巡後は、英国のEU離脱を警戒して、ユーロが対円で3年振りの安値を更新していることから、欧州関連セクターなどは軟調な展開が予想され、また、ドルも一時日銀ショック時の安値(106円15銭)に迫る水準まで売られるなど、依然円高基調に改善が見られない不安から、マーケットは概ね方向感の乏しい上値の重い値動きとなることが想定される。

 ただ、新興市場は昨日も日経平均が大幅安となる中で逆行高を演じるなど、リスクマネーの避難先として堅調に推移しており、本日も1部市場の動きが滞るようなら、バイオ関連やスマホゲーム関連などを中心に、堅調な値動きが期待できそうである。

 テクニカル的には、昨日の取引でも下値を支えた75日移動平均線(16,643円前後)が支持線として意識されるが、ここを維持出来ない場合は、一目均衡表の雲の下限(16,542円前後)までの調整も視野に入ってくるだろう。

 新興市場のジャスダック平均は、1ヶ月以上下値をサポートしている、一目均衡表の転換線(2,547円前後)が本日も支持線となりそうで、上値は心理的節目の2,600ポイント回復を目指すことになりそうである。マザーズ指数は、ボリンジャーバンドの+1σ(1,181ポイント前後)が抵抗線となるが、ここをバンドブレイク(上抜け)してくるようだと、次の上値メドは+2σ(1,227ポイント前後)となるだろう。

 本日の予想レンジ 16,400円~16,700円。(ストック・データバンク 編集部)

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