【材料】森トラスト、国内大手証券は内部留保への依存度は低下していくと見込む
森トラストR <日足> 「株探」多機能チャートより
大和証券は、主要テナントが退去し、リーシングが注目されていた「紀尾井町ビル」に関しては、16年5月2日までに締結された賃貸借契約等に基づくビル全体の稼働率(想定値)が89.3%となり、15年9月期決算発表時における同64.4%から回復しているとリポートで紹介。ただ、同物件の賃料単価に関しては、当初想定していた賃料水準より若干引き下げてリーシングを行ったフロアもあったようだと指摘。保有物件の順調なリーシングによる収益回復によって、内部留保の取り崩し額が減額されており、内部留保への依存度は低下していくと見込まれると解説。
投資判断は「2」(アウトパフォーム)を継続。目標投資口価格は23万5000円から23万円へ調整している。
《MK》
株探ニュース