【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 東急建設、ヒロセ通商、コクヨ (25日大引け後 発表分)
東急建設 <日足> 「株探」多機能チャートより
※決算発表の集中期間(4月25日~5月16日)は、『決算特報』を毎日3本配信する予定です。
1.★本日の【サプライズ決算】 速報 <16時>に配信
2.★本日の【サプライズ決算】 続報 <18時>に配信
3.★本日の【イチオシ決算】 <21時>に配信
ご注目ください。なお、配信時間は多少前後します。
25日引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
東急建設 <1720> ★前期最高益予想を28%上乗せ、配当も5円増額
◆16年3月期の連結経常利益を従来予想の154億円→197億円に27.9%上方修正。増益率が91.9%増→2.5倍に拡大し、従来の11期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。前期業績の上方修正は2月に続き3回目。手持ちの建築工事が順調に進捗する中、採算重視の受注が奏功し、工事採算が改善したこと利益を押し上げた。
業績上振れに伴い、前期の年間配当を従来計画の20円→25円(前の期は13円)に増額修正した。予想PERが9.4倍→7.4倍に低下し、割安感がさらに強まった。
エンカレッジ <3682> [東証M] ★前期最高益予想を24%上乗せ、配当も6円増額
◆16年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の5億円→6.1億円に23.8%上方修正。増益率が8.7%増→34.6%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。主力のセキュリティサービスのライセンス販売、保守サービスがともに伸び、売上が計画を上回ったこと寄与。
業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の19円→25円(前の期は19円)に大幅増額修正した。
イグニス <3689> [東証M] ★今期最高益予想を43%上乗せ
◆16年9月期の連結経常損益を従来予想の7億円の黒字→10億円の黒字(前期は1.4億円の赤字)に42.9%上方修正し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。イベント開催などの効果でネイティブソーシャルゲーム「ぼくとドラゴン」の利用者が拡大し、課金収入が想定以上に伸びる。
ヒロセ通商 <7185> [JQ] ★前期最高益予想を25%上乗せ、配当も4円増額
◆16年3月期の連結経常利益を従来予想の9.3億円→11.7億円に25.4%上方修正。増益率が92.6%増→2.4倍に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。日銀によるマイナス金利導入や原油先物の下落を受け、FX取引の取引高が想定を上回ったことが収益を押し上げた。
業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の12円→16円(前の期は6円)に増額修正した。
コクヨ <7984> ★今期経常を10%上方修正
◆16年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比35.0%増の90.8億円に拡大して着地。旺盛な企業の移転需要を背景に、オフィス家具の販売が大きく伸びたことが寄与。昨年7月に実施した事務用品の値上げ効果に加え、販管費の抑制も大幅増益に貢献した。
上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の128億円→141億円に10.2%上方修正。増益率が7.7%増→18.7%増に拡大する見通しとなった。
このほか、以下の銘柄の動向も注目される。
日電産 <6594> ★今期税引き前は9%増で4期連続最高益更新へ
株探ニュース