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【注目】明日注目すべき【好決算】銘柄 スクロール、明星工、スクリン (22日大引け後 発表分)

スクロール <日足> 「株探」多機能チャートより
 22日引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 スクロール <8005>   ★前期最終を16期ぶり最高益に83%上方修正
 ◆16年3月期の連結最終損益を従来予想の13億円の黒字→23.8億円の黒字(前の期は26.4億円の赤字)に83.3%上方修正し、16期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。主力の通販事業で利益率の高い化粧品のPB商品が海外で販売好調だったことが寄与。販促費の適正化による採算改善も上振れに大きく貢献した。

 明星工業 <1976>   ★前期経常を37%上方修正
 ◆16年3月期の連結経常利益を従来予想の42億円→57.5億円に36.9%上方修正。減益率が32.6%減→7.7%減に縮小する見通しとなった。前期業績の上方修正は昨年10月に続き、2回目。断熱工事などの手持ち工事が順調に進み、売上が計画を上回ったことが寄与。工事採算の改善も上振れに貢献した。
  予想PERが9.2倍→6.4倍に低下し、割安感が強まった。

 シミックHD <2309>   ★上期経常を3倍上方修正
 ◆16年9月期上期(15年10月-16年3月)の連結経常利益を従来予想の6.3億円→18.9億円に3.0倍上方修正。増益率が64.9%増→4.9倍に拡大する見通しとなった。医薬品の開発支援や営業支援の受注が好調に推移する中、生産性向上やコスト低減などが奏功し、採算が大きく改善したことが寄与。

 スクリン <7735>   ★前期経常を16%上方修正、配当も2円増額
 ◆16年3月期の連結経常利益を従来予想の200億円→231億円に15.5%上方修正。増益率が24.3%増→43.5%増に拡大する見通しとなった。メモリーや画像素子メーカー向けに半導体製造装置の販売が想定より伸びたことが寄与。
  業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の10円→12円(前の期は7円)に増額修正した。

 明日注目すべき「【サプライズ決算】 速報 (4月22日)」も併せて、ご覧ください。

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