【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (4月13日記)
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
日経平均株価は、昨日の価格が上昇したことで、4月8日安値の1万5471円が底値になる可能性を考えておく必要が出てきました。
本日の価格が上昇する場合、その後の価格が1万5471円以下にならずに上値を試す動きへ入ると考えられます。
ただ、下値堅い場所を示した後でも、目先、すんなりと1万7000円以上を目指す展開にならず、振れ幅の大きなジグザグになると考えられるので、本日、1万6000円を超える動きとなって、明日以降、1万6000円以下へ押し戻される動きになると考えられます。
目先の価格が1万5471円以下をつける可能性があるとするなら、本日は寄り付きから下げの流れを作るはずです。
本日、寄り付き後の動き方によって、本年前半の底値の値位置が見えてきます。
情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。
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