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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (4月7日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 日経平均株価は、勢いの強い下げの流れへ入り、2月12日の安値1万4865円以下を試す動きになっている公算です。

 気になる点は、3月18日以降と同程度の反発場面がそろそろあらわれる可能性があることです。

 本日の価格が上昇すると、その上げ場面になる可能性が出てきます。その場合、1~2営業日程度の反発場面となって、1万6166円程度まで上昇する可能性があります。

 本日の価格が1万6166円程度まで上げる反発場面があるなら、1万5000円を大きく下回らずに1万5000円前後か、それ以上の地点で今回の下げが終了することも考えられます。

 1万4865円を割れるなら、本日は下げの流れを作り、陰線で引ける動きになると考えられます。

 寄り付き後の動きを経過し、10時以降に本日の高値を更新する展開になるか、それまでの安値を割れる動きになるかがポイントになります。

情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

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