【材料】マルカキカイの第１四半期は増収減益、産業機械部門は中国およびアジア地域が依然厳しい状況で苦戦

　マルカキカイ<7594>は５日引け後、１６年１１月期第１四半期（１５年１２月～１６年２月）の連結決算を発表した。売上高は前年同期比７．６％増の１２９億５００万円、営業利益は同１２．７％減の４億９１００万円となった。

　産業機械部門では、国内は自動車業界向けに工作機械や鍛圧機械の販売が伸長したほか、米州は射出成型機の販売は好調だったものの、工作機械の販売は苦戦した。中国およびアジア地域は依然として景気減速の影響により厳しい状況であり苦戦した。また人員増に伴う人件費が増加したため、営業利益は低調に推移した。建設機械部門では、レンタル業、土木・建築業を中心に建設用クレーンの販売が伸長したものの、利益率の悪化により、営業利益は前年同期比でマイナスとなった。
《ＭＫ》

株探ニュース