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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (3月24日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 日経平均株価は、18日の安値1万6613円を割れると、弱気の流れがはっきりします。そうなると、その後は、1万6000円の節目、2月12日の安値1万4865円をそれぞれ試す動きへ入ると考えられます。

 本日の価格が下げると、1万6613円を割れなくても、戻り高値を超えられない日柄の長さから、3月14日高値の1万7291円が2月からの上げの終点になっているという見方が有力になります。

 現在がジグザグの上げの途中、または、勢いの強い上昇の流れへ入っているなら、本日は、価格が上げるだけではなく、1万7291円へ接近するか、ここを超える動きになっている必要があります。

 昨晩の円・ドル相場の上値を抑えられる動きや、NYダウの下げを考慮すると、現在はすでに下値を試す動きの途中だと見ていた方がよさそうです。

情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

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