【通貨】東京為替:ドル・円は111円97銭付近、株価にらみの展開
22日午前の東京外為市場でドル・円は111円97銭付近。日経平均株価の堅調な値動きを好感した。
ドル・円は日経平均の上昇を受け国内勢によるドル買いが強まり、112円21銭まで上昇した。その後日経平均の上げ幅縮小で一時111円84銭まで値を下げたが、再びドル買いの動きとなり112円台まで戻した。
ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いのためドルには買いが入りやすいが、上海総合指数はマイナス圏で推移しており、リスク選好的なドル買いが大きく広がる状況ではないとみられている。このため、午後の取引ではドルの上値は重そうだ。
ここまではドル・円は111円84銭から112円21銭、ユーロ・ドルは1.1230ドルから1.1251ドル、ユーロ・円は125円74銭から126円07銭で推移している。
【要人発言】
・麻生財務相
「現時点で財政出動が必要とは考えていない」
・石原経済再生相
「社会福祉目的税である消費税を引き上げられる環境をつくるのが私の仕事だ」
《XH》
提供:フィスコ