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【市況】16900円接近では戻り待ちの売り圧力も警戒/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]
 21日のNY市場は上昇。2月中古住宅販売件数が予想を下振れ嫌気されたが、利上げ観測の後退や堅調な原油相場が引き続き好感されており、上昇に転じている。ダウ平均は21.57ドル高の17623.87、ナスダックは13.23ポイント高の4808.87。シカゴ日経225先物清算値は大阪比245円高の16755円。
 シカゴ先物にさや寄せする格好から、自律反発の流れとなろう。日経平均は直近4日間で500円程度の下げとなっていたほか、支持線として意識される25日接近により、自律反発が意識されやすい水準。ただし、先週末の調整でボリンジャーバンドの+1σを割り込んでおり、+1σが位置する16950円近辺では強弱感が対立しやすい。一目均衡表では雲の中での推移となり、強弱感が対立しやすいほか、16890円辺りに位置する転換線が抵抗として意識されやすい。さらに価格帯別出来高では16900-17100円レベルの商いが膨らんでいる水準を下回ってしまっているため、16900-17100円接近では戻り待ちの売り圧力も警戒されやすいだろう。16750-16950円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 16950円-下限 16750円

《TM》

 提供:フィスコ

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