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【市況】NY株式:ダウは21ドル高、緩和的な金融政策や原油相場が相場の下支えに


21日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は21.57ドル高の17623.87、ナスダックは13.23ポイント高の4808.87で取引を終了した。先週の大幅上昇を受けて利益確定の売りが先行。2月中古住宅販売件数が予想を下振れ、嫌気されたが、利上げ観測の後退や堅調な原油相場が引き続き好感されており、午後にかけて下げ幅を縮小し、緩やかに上昇に転じた。セクター別では、医薬品・バイオテクノロジーや耐久消費財・アパレルが上昇する一方で不動産やヘルスケア機器・サービスが下落した。

製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ(VRX)はピアソンCEOが辞任を発表し、上昇。スターウッド・ホテルズ&リゾーツ・ワールドワイド(HOT)は高級ホテルのマリオット・インターナショナル(MAR)が、中国の安邦保険集団などによる買収提案を上回る条件を提示したことが好感され、堅調推移。スポーツ用品のナイキ(NKE)はJPモルガンによって投資推奨リストに追加され、買われた。一方で、百貨店のノードストローム(JWN)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、下落した。

携帯端末のアップルは小型の「iPhone SE」を発表したほか、腕時計型端末「アップルウオッチ」の最低価格を引き下げたが小動きとなった。

Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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