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【市況】連休中、世界の市場はこう動いた!=NYダウ年高値、上海総合3000ポイント回復

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

 「春分の日」の振替休日で日本市場が休場となるなか、米国、中国の株式市場は好調に推移した。NYダウ工業株30種平均は6日続伸で年初来高値を更新。上海総合指数は7日続伸で3000ポイントを回復した。一方、為替は1ドル=111円台前半での推移が継続。シカゴの日経平均先物は金曜終値を下回る価格で取引されている。

 前週末の米国株式市場でNYダウは6日続伸。120ドル高の1万7602ドルとなり、年初来高値を連日で更新、昨年11月のチャイナショック後の戻り高値1万7977ドルに接近している。ナスダック総合指数は4795ポイントと3日続伸した。

 週明けの中国株式市場では、上海総合指数が63ポイント高の3018ポイントと7日続伸。心理的フシ目となる3000ポイントの大台を1月19日以来約2ヵ月ぶりに回復した。5日から16日にかけ行われた全国人民代表大会(全人代)終盤からの上昇が継続している。

 序盤の欧州株式市場はやや売りが優勢。英FTSE100、独DAX指数などが前週末終値を小幅に下回る水準で推移している。

 為替は1ドル=111円40銭前後で推移。17日に一時1ドル=110円台をつけて以降の、111円台前半での保ち合い相場が続いている。シカゴ日経平均先物は1万6600円前後で取引され、前週末の現物終値1万6724円を大きく下回っている。

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