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2016年03月11日15時42分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):ガリバー、カルビー、グリー、関西電

■ガリバー <7599>  1,250円  +7 円 (+0.6%)  本日終値
 ガリバーインターナショナル<7599>が4日続伸。10日引け後に発表された2月の直営店小売り台数が前年同月比42%増と好調。1月の同56%増に続き、高水準の販売が続いていることが評価されている。展示場型店舗の出店拡大が続き、店舗当たり売り上げも想定以上の伸びとなっている。ゴールドマン・サックス証券は10日、「小売りシフトが順調に進んでいる」として「買い」推奨を継続。16年2月期の営業利益82億円(前の期比54%増)に続き、17年2月期は120億円への大幅増益を予想している。

■カルビー <2229>  4,635円  +25 円 (+0.5%)  本日終値
 カルビー<2229>が小幅に続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、国内スナック市場における市場シェア拡大、フルグラの販売増、北米事業の成長により営業利益は連続2ケタ増益を予想。それでも、株価はすでに織り込んでいるとの見方で、16年3月期営業利益は第1四半期の出遅れから会社計画未達を予想。レーティング「ニュートラル」、目標株価4600円でカバレッジを開始している。

■京阪電気鉄道 <9045>  774円  +4 円 (+0.5%)  本日終値
 10日、京阪電 <9045> が発行済み株式数(自社株を除く)の5.34%にあたる3000万株(金額で200億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は3月11日から9月30日まで。このうち、2597万4000株を11日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で(買い付け価格は10日終値の770円)取得する同時に200億円の新株予約権付社債(転換社債=CB)を発行すると発表。調達資金をすべて自社株買いに使い、資本効率の向上を狙う。

■ラウンドワン <4680>  669円  -40 円 (-5.6%)  本日終値  東証1部 下落率3位
 ラウンドワン<4680>が下落。10日取引終了後、2月の月次売上状況(速報)を発表したが、既存店売上高は前年同月比3.5%減、全社ベースでは2.6%減だった。これが嫌気された。2月の売上高は閏年に伴い営業日が前年同月比1日多かったものの、ボウリング、アミューズメント、カラオケなど各部門とも来場客数が減少傾向にあり、売り上げも低調だった。

■グリー <3632>  570円  -27 円 (-4.5%)  本日終値  東証1部 下落率7位
 グリー<3632>が急落。同社は昨日、台湾のHTC社と日本国内におけるバーチャルリアリティの業務連携で合意したと発表。昨日の急騰により上値抵抗となっている600円台を付けたことや、週末要因なども重なり、今日は利益確定の売りが優勢となっている模様。また、仏系有力証券が同社株のレーティングを「アウトパフォーム」から「アンダーパフォーム」に引き下げたことも伝わっている。

■関西電力 <9503>  1,004.5円  -42.5 円 (-4.1%)  本日終値  東証1部 下落率9位
 関西電力<9503>が連日安。9日に大津地裁が高浜原子力発電所3、4号機の運転差し止めを命じたことに対する影響を懸念する売りが続いている。同地裁の決定を受け、ゴールドマン・サックス証券は10日、目標株価を1450円から1400円に引き下げた。投資判断は「中立」としている。同社の復配が遅れることを警戒している。同証券では16年3月期の10円配当予想を無配に見直したほか、17年3月期は35円配当を20円とし、18年3月期に見込んでいた50円配当は19年3月期にずれ込むと予想している。

■千代田インテグレ <6915>  2,487円  -103 円 (-4.0%)  本日終値
 10日、千代田インテ <6915> が16年12月期(16ヵ月の変則決算)の連結経常利益を従来予想の55億円→43億円に21.8%下方修正したことが売り材料視された。中国をはじめとする新興国経済の減速を背景に、スマートフォン向け部材などの受注が落ち込み、売上が計画を下回ることが響く。円高で収益が押し下げられることも利益を圧迫する。円高進行を踏まえ、通期業績予想の前提為替レートを1ドル=120円から115円に変更した。

■川崎重工業 <7012>  325円  -6 円 (-1.8%)  本日終値
 SMBC日興証券が10日付で川重 <7012> の投資判断を「2(中立)→3(弱気)」に引き下げ、目標株価を480円→300円に減額したことが売り材料視された。リポートでは、17年3月期は為替の円高進行と航空宇宙事業の採算悪化で大幅減益になると予想。また、ノルウェーオフショア支援船の追加費用リスクも懸念している。これを踏まえ、現在の株価には割高感があると指摘。同証券では、16年3月期の連結営業利益を951億円→855億円(会社計画は910億円)、17年3月期は933億円→700億円にそれぞれ下方修正した。

■マキタ <6586>  6,890円  -90 円 (-1.3%)  本日終値
 マキタ<6586>が3日ぶりに反落。SMBC日興証券はリポートで、同社に対する業績予想を下方修正。16年3月期の営業利益を663億円→644億円、17年3月期を736億円→674億円としている。また、16年3月期第4四半期以降の為替前提を1ドル=110円、1ユーロ=125円、1人民元=17.1円、1英ポンド=157.9円、1ブラジルレアル=28.2円、1カナダドル=83.8円、1豪ドル=81.0円としている。同証券は、17年3月期は為替が減益要素となると考え、人民元はポジティブであるが、ユーロ安、その他通貨安の影響の方が大きいと予想するほか、先進国を中心とした増収傾向の継続が17年3月期増益への要件となるとみている。目標株価は6800円から6400円へ引き下げ、投資評価は「2」(中立)を継続している。

■ファナック <6954>  18,095円  -235 円 (-1.3%)  本日終値
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の工作機械セクターのリポートでは、2月の工作機械受注が前年比22.6%減の1018億円となったことを受け、内需は引合いが堅調も、ものづくり補助金(2月5日に公募開始、採択は6月)を睨み、商談の先送り傾向が続いていると指摘。外需は、ファナック<6954>等のスマホ向け小型工作機械の受注減速や汎用機の落ち込みが大きいとみて、原油価格の下落等からオークマ<6103>などの汎用工作機械は、当面厳しい状況を想定。注目銘柄として、自動車エンジン用ターンキーや航空機向けなどで海外受注が急回復している牧野フライス製作所<6135>を取りあげている。

●ストップ高銘柄
 モブキャスト <3664>  396円  +80 円 (+25.3%) ストップ高   本日終値
 フジタコーポレーション <3370>  493円  +80 円 (+19.4%) ストップ高   本日終値
 サイジニア <6031>  4,400円  +700 円 (+18.9%) ストップ高   本日終値
 MRT <6034>  3,380円  +503 円 (+17.5%) ストップ高   本日終値
 ミサワ <3169>  546円  +80 円 (+17.2%) ストップ高   本日終値
 など、9銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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