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【材料】日本触媒、米系証券は今後1年程度はチェーン全体の事業環境が厳しく株価の上値は重いと解説

 日本触媒<4114>が4日続落し昨年来安値を更新。米系大手証券では、同社SAPはプレミアムグレード比率の高さや顧客との強固な関係から安定的な収益を確保できるとみていたものの、統計データなどから判断しても供給増による市況への影響は保守的に考えざるを得ないと指摘。同社アクリルチェーンの競争力に対する評価は不変としながらも、今後1年程度はチェーン全体の事業環境が厳しいとの見方で、来期営業利益のコンセンサス予想も高く、今後予想の切り下がりが想定されるなかでは株価の上値は重いと解説。

 レーティングを「1」から「2」に、目標株価を8800円から6600円に引き下げている。
《MK》

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