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【市況】米系大手証券、精密・半導体ではエプソン、オリンパス、東京エレク、HOYA、堀場製が魅力的に映る

 米系大手証券の精密・半導体製造装置セクターのリポートでは、1~3月期はカバレッジ14社中8社が前年比減益になると予想。特に事務機系の期末業績は注意が必要になりそうとの見方で、最新の公表計画に未達リスクがあるとみられるのはコニカミノルタ<4902>、過達余地があるとみられるのはブラザー工業<6448>、セイコーエプソン<6724>、ニコン<7731>、シチズンホールディングス<7762>、SCREENホールディングス<7735>、東京エレクトロン<8035>と解説。

 個別では、株価調整が進んだセイコーエプソンやオリンパス<7733>、レンジ下限に近付いた東京エレクトロンやHOYA<7741>、堀場製作所<6856>などが魅力的に映るとして、事務機事業への依存度が高く業績モメンタムが厳しそうなリコー<7752>やコニカミノルタは選好されにくい状況と想定。

 「人気銘柄が売られる相場」のリスクを考えた場合は、既に人気と推察される富士フイルムホールディングス<4901>やオリンパス、HOYAなどの下方調整リスクに注意が必要と分析している。
《MK》

株探ニュース



最終更新日:2016年02月25日 15時16分

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