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【市況】ナイトセッション比較でショートカバーが入りやすい/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 24日のNY市場は上昇。サウジアラビアやイランの石油相の発言を受けて原油相場が下落したことが引き続き嫌気されており、売りが先行。欧州の金融関連株が売られたことや、1月新築住宅販売件数が予想を下振れたことも嫌気され、NYダウは一時265ドル安となる場面もみられた。しかし、エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計でガソリン在庫の減少が報じられると原油相場が反発。これを受けて、株式相場も引けにかけて上昇に転じた。ダウ平均は53.21ドル高の16484.99、ナスダックは39.02ポイント高の4542.61。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円高の15940円。

 シカゴ先物にさや寄せする格好となろうが、引け際に切り返しをみせたこともあり、大阪225先物のナイトセッションとの比較では、290円高となる。そのため、ショートカバーが入りやすいと考えられる。一方で、原油や為替相場に振らされやすい需給状況であるため、大きなトレンドは出難いと考えられる。
 引き続きボリンジャーバンドの-1σ、5日線辺りでの攻防が続くとみられる。このところのもち合いレンジの下限を捉えており、タイミングとしては自律反発が意識されやすい。一目均衡表では転換線、基準線とのレンジが続いており、昨日の段階で転換線を捉えており、基準線を意識した自律反発を意識。15800-16100円のレンジを想定。

[予想レンジ]

上限 16100円-下限 15800円

《TM》

 提供:フィスコ

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