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【市況】NY原油:反発で32.15ドル、米API統計で売り先行、EIA統計で買い戻し


 NY原油は反発(NYMEX原油4月限終値:32.15↑0.28)。30.56ドルまで下落した後、32.36ドルまで上昇した。前日の取引終了後に発表された全米石油協会(API)の週間統計で、国内全体の原油在庫が710万バレル増加したことを受けて、原油の売りが先行した。



 しかし、この日発表の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)では、原油の在庫増がAPI統計の半分程度にとどまったこと。また、ガソリンや留出油在庫が予想を大きく上回る減少だったことから、原油の買い戻しが徐々に優勢になった。

《KK》

 提供:フィスコ

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