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【市況】東京株式(寄り付き)=円高など嫌気してリスク回避ムード優勢

 週明け22日の東京株式市場は売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前週末比115円安の1万5851円と続落。

 前週末の欧州株式市場は総じて軟調だったほか、米国株式市場ではナスダック指数は反発したもののNYダウは小幅続落と方向感を欠く展開。足もと外国為替市場では1ドル=112円台半ばと円高傾向に振れていることや、原油市況が再度軟化していることなど外部環境はリスク回避モードにあり、主力株中心に買い手控えられている。前週末のシカゴ日経平均先物の清算値にサヤ寄せするかたちで全般は下値模索の展開が続く。ただ、前週の日経平均株価は週初に1069円高と急伸、週間でも1000円超の上昇をみせたこともあって、ひと頃のような行き過ぎた悲観は後退している。為替動向横にらみとはいえ、売り一巡後は押し目買いに下げ渋る可能性もある。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、空運、その他製品を除き安い。値下がりで目立つのは鉱業、証券、銀行、輸送用機器、鉄鋼など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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