【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):ペプドリ、タカタ、オカモト、エディオン
■ペプチドリーム <4587> 3,830円 +265 円 (+7.4%) 本日終値
ペプチドリーム<4587>が4日ぶりに反発。前週末5日発表した第2四半期累計(15年7~12月)単独決算が、売上高10億3400万円(前年同期比2.7倍)、営業損益3億6700万円の黒字(前年同期1400万円の赤字)となり、営業損益が黒字転換したことが好感されている。昨年9月に仏サノフィ社との間で、複数の創薬標的タンパク質に対して特殊環状ペプチドを創製する創薬共同研究開発契約を締結したことや、同じく9月には帝人ファーマとの間で、また、11月には杏林製薬株式会社との間で、複数の創薬標的タンパク質に対して特殊環状ペプチドを創製する創薬共同研究開発契約を締結したことなどが寄与した。これにより、創薬共同研究開発契約の締結先は、国内製薬企業4社、海外製薬企業10社となったという。なお、16年6月期通期業績予想は、売上高30億9700万円(前期比25.2%増)、営業利益13億800万円(同5.9%減)の従来予想を据え置いている。また同時に、塩野義製薬<4507>との間で、複数の創薬標的タンパク質に対して特殊環状ペプチドを創製する創薬研究開発契約を締結したとあわせて発表しており、これを好材料視する買いも入っているようだ。
■シークス <7613> 3,460円 +225 円 (+7.0%) 本日終値
5日、シークス <7613> が15年12月期の連結経常利益を従来予想の74億円→90億円に21.6%上方修正。増益率が14.6%増→39.3%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。北米で車載向け電子部品の販売が伸び、売上が計画を上回ったことが寄与。製造子会社の業績改善に加え、円安による採算改善も利益を押し上げた。業績上振れに伴い、前期の年間配当を従来計画の38円→42円(前の期は34円)に増額修正したことも支援材料。
■東祥 <8920> 3,875円 +250 円 (+6.9%) 本日終値
東祥<8920>が3日ぶりに反発。いちよし経済研究所が5日付で投資判断「A」を継続しつつ、フェアバリューを4500円から5500円へ引き上げたことが好材料視されている。エネルギーコストの削減効果や、ホテル事業の客室単価上昇継続などで、17年3月期の営業利益予想を62億円から64億円へ、18年3月期を同72億5000万円から76億円へ引き上げたことが要因としている。
■タカラバイオ <4974> 1,102円 +70 円 (+6.8%) 本日終値
タカラバイオ<4974>、そーせいグループ<4565>、カイオム・バイオサイエンス<4583>、ペプチドリーム<4587>、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>、メディネット<2370>、新日本科学<2395>など主だったバイオ関連株が一斉高。全般は突っ込み警戒感から主力株中心に買い戻しの動きが出ているが、実需の買いに乏しく依然として不安定感が強い。そのなか、外部環境の影響を受けにくいバイオ関連に再び個人投資家を中心とした資金が集まっているようだ。中国景気減速や為替の円高などを背景に企業業績全体の先行きに自信が持ちにくくなった現在の相場環境で、物色対象入れ替わりの流れをバイオ関連人気が反映している。当然ながら国策を背景とした将来に対するビジョンも底流している。再生医療の市場規模は2020年以降に加速、2030年には12兆円規模まで膨らむと試算されているが、これは旗を振る側の経済産業省の予測であるだけに信頼性もある。また、「この再生医療のテーマに加え、小野薬品工業<4528>の株価変貌が象徴する、がん治療の新分野として注目の免疫療法分野も、タカラバイオなどが中軸に絡んで刺激材料が多い」(市場関係者)という。
■アイチコーポレーション <6345> 781円 +49 円 (+6.7%) 本日終値
アイチコーポレーション<6345>が反発。特装車両メーカーで、トンネルや橋梁など社会インフラの補修工事や点検工事需要の拡大が収益環境に追い風をもたらせている。中国では電線インフラ整備需要が旺盛で「絶縁対応作業車の売り上げが伸びる環境にある」(国内中堅証券)と指摘されており、同社の収益機会が広がっている。PERに割高感はなく、16年3月期は営業利益段階で4割を超える増益が見込まれていることから売り物がこなれた700円台半ばは買い安心感ある。
■ツクイ <2398> 1,405円 +82 円 (+6.2%) 本日終値
5日に発表した「1月の介護サービス利用者数は5.8%増」が買い材料。
1月介護サービス利用者数は前年同月比5.8%増と、今期に入り10ヵ月連続で前年実績を上回った。
■タカタ <7312> 525円 +30 円 (+6.1%) 本日終値
5日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が6%増益で着地・10-12月期も36%増益」が好感された。
タカタ <7312> が2月5日大引け後(15:30)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比5.8%増の293億円に伸び、通期計画の365億円に対する進捗率は80.5%に達し、5年平均の71.8%も上回った。
⇒⇒タカタの詳しい業績推移表を見る
■東洋紡 <3101> 160円 +8 円 (+5.3%) 本日終値
東洋紡<3101>は急伸。同社は今日の午後1時、16年3月期第3四半期累計の連結決算を発表した。売上高は前年同期比1%増の2578億6500万円、営業利益は同23.9%増の155億1200万円で着地した。フィルム・機能樹脂事業は、液晶市場の調整や中国の景気減速、国内自動車生産台数減少などの影響を受けたものの、フィルム事業における、新製品の拡販や新設備関連費用の減少により、前年同期に比べて減収増益となり、産業マテリアル事業は、スーパー繊維や機能フィルターが好調に推移したものの、エアバッグ用基布が苦戦し、減収増益となった。ヘルスケア事業は、機能膜事業が堅調に推移したものの、バイオ事業、メディカル事業が苦戦し、前年同期に比べ、減収増益となった。繊維・商事事業は、アクリル繊維が苦戦したものの、テキスタイルは堅調に推移し、前年同期に比べて増収増益となった。不動産事業、その他事業では、不動産、エンジニアリング、情報処理サービス、物流サービス等のインフラ事業が、それぞれ概ね計画どおりに推移した。
■オカモト <5122> 1,015円 +49 円 (+5.1%) 本日終値
オカモト<5122>が3日ぶりに反発。前週末5日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の845億円から860億円(前期比6.3%増)へ、営業利益を60億円から73億円(同60.0%増)へ上方修正したことを好感した買いが入っている。北米中心に自動車内装材が堅調に推移したほか、インバウンド需要の拡大を背景に生活用品が伸長したことが要因としている。なお、同時に発表した第3四半期累計(15年4~12月)決算は、売上高663億6500万円(前年同期比9.6%増)、営業利益67億8200万円(同80.4%増)だった。
■エディオン <2730> 930円 +43 円 (+4.9%) 本日終値
5日、エディオン <2730> が決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比55.6%増の131億円に拡大して着地したことが買い材料。携帯電話や4K対応テレビ、洗濯機・理美容器具の高付加価値品を中心に販売が伸び、増収を確保した。販管費の抑制による採算改善も増益に大きく貢献した。
●ストップ高銘柄
レカム <3323> 79円 +30 円 (+61.2%) ストップ高 本日終値
雑貨屋ブルドッグ <3331> 180円 +50 円 (+38.5%) ストップ高 本日終値
ぷらっとホーム <6836> 2,536円 +500 円 (+24.6%) ストップ高 本日終値
MRT <6034> 2,092円 +400 円 (+23.6%) ストップ高 本日終値
メドピア <6095> 482円 +80 円 (+19.9%) ストップ高 本日終値
など、9銘柄
●ストップ安銘柄
ヤマウ <5284> 412円 -80 円 (-16.3%) ストップ安 本日終値
ビーマップ <4316> 525円 -100 円 (-16.0%) ストップ安 本日終値
以上、2銘柄
株探ニュース
ペプチドリーム<4587>が4日ぶりに反発。前週末5日発表した第2四半期累計(15年7~12月)単独決算が、売上高10億3400万円(前年同期比2.7倍)、営業損益3億6700万円の黒字(前年同期1400万円の赤字)となり、営業損益が黒字転換したことが好感されている。昨年9月に仏サノフィ社との間で、複数の創薬標的タンパク質に対して特殊環状ペプチドを創製する創薬共同研究開発契約を締結したことや、同じく9月には帝人ファーマとの間で、また、11月には杏林製薬株式会社との間で、複数の創薬標的タンパク質に対して特殊環状ペプチドを創製する創薬共同研究開発契約を締結したことなどが寄与した。これにより、創薬共同研究開発契約の締結先は、国内製薬企業4社、海外製薬企業10社となったという。なお、16年6月期通期業績予想は、売上高30億9700万円(前期比25.2%増)、営業利益13億800万円(同5.9%減)の従来予想を据え置いている。また同時に、塩野義製薬<4507>との間で、複数の創薬標的タンパク質に対して特殊環状ペプチドを創製する創薬研究開発契約を締結したとあわせて発表しており、これを好材料視する買いも入っているようだ。
■シークス <7613> 3,460円 +225 円 (+7.0%) 本日終値
5日、シークス <7613> が15年12月期の連結経常利益を従来予想の74億円→90億円に21.6%上方修正。増益率が14.6%増→39.3%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。北米で車載向け電子部品の販売が伸び、売上が計画を上回ったことが寄与。製造子会社の業績改善に加え、円安による採算改善も利益を押し上げた。業績上振れに伴い、前期の年間配当を従来計画の38円→42円(前の期は34円)に増額修正したことも支援材料。
■東祥 <8920> 3,875円 +250 円 (+6.9%) 本日終値
東祥<8920>が3日ぶりに反発。いちよし経済研究所が5日付で投資判断「A」を継続しつつ、フェアバリューを4500円から5500円へ引き上げたことが好材料視されている。エネルギーコストの削減効果や、ホテル事業の客室単価上昇継続などで、17年3月期の営業利益予想を62億円から64億円へ、18年3月期を同72億5000万円から76億円へ引き上げたことが要因としている。
■タカラバイオ <4974> 1,102円 +70 円 (+6.8%) 本日終値
タカラバイオ<4974>、そーせいグループ<4565>、カイオム・バイオサイエンス<4583>、ペプチドリーム<4587>、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>、メディネット<2370>、新日本科学<2395>など主だったバイオ関連株が一斉高。全般は突っ込み警戒感から主力株中心に買い戻しの動きが出ているが、実需の買いに乏しく依然として不安定感が強い。そのなか、外部環境の影響を受けにくいバイオ関連に再び個人投資家を中心とした資金が集まっているようだ。中国景気減速や為替の円高などを背景に企業業績全体の先行きに自信が持ちにくくなった現在の相場環境で、物色対象入れ替わりの流れをバイオ関連人気が反映している。当然ながら国策を背景とした将来に対するビジョンも底流している。再生医療の市場規模は2020年以降に加速、2030年には12兆円規模まで膨らむと試算されているが、これは旗を振る側の経済産業省の予測であるだけに信頼性もある。また、「この再生医療のテーマに加え、小野薬品工業<4528>の株価変貌が象徴する、がん治療の新分野として注目の免疫療法分野も、タカラバイオなどが中軸に絡んで刺激材料が多い」(市場関係者)という。
■アイチコーポレーション <6345> 781円 +49 円 (+6.7%) 本日終値
アイチコーポレーション<6345>が反発。特装車両メーカーで、トンネルや橋梁など社会インフラの補修工事や点検工事需要の拡大が収益環境に追い風をもたらせている。中国では電線インフラ整備需要が旺盛で「絶縁対応作業車の売り上げが伸びる環境にある」(国内中堅証券)と指摘されており、同社の収益機会が広がっている。PERに割高感はなく、16年3月期は営業利益段階で4割を超える増益が見込まれていることから売り物がこなれた700円台半ばは買い安心感ある。
■ツクイ <2398> 1,405円 +82 円 (+6.2%) 本日終値
5日に発表した「1月の介護サービス利用者数は5.8%増」が買い材料。
1月介護サービス利用者数は前年同月比5.8%増と、今期に入り10ヵ月連続で前年実績を上回った。
■タカタ <7312> 525円 +30 円 (+6.1%) 本日終値
5日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が6%増益で着地・10-12月期も36%増益」が好感された。
タカタ <7312> が2月5日大引け後(15:30)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比5.8%増の293億円に伸び、通期計画の365億円に対する進捗率は80.5%に達し、5年平均の71.8%も上回った。
⇒⇒タカタの詳しい業績推移表を見る
■東洋紡 <3101> 160円 +8 円 (+5.3%) 本日終値
東洋紡<3101>は急伸。同社は今日の午後1時、16年3月期第3四半期累計の連結決算を発表した。売上高は前年同期比1%増の2578億6500万円、営業利益は同23.9%増の155億1200万円で着地した。フィルム・機能樹脂事業は、液晶市場の調整や中国の景気減速、国内自動車生産台数減少などの影響を受けたものの、フィルム事業における、新製品の拡販や新設備関連費用の減少により、前年同期に比べて減収増益となり、産業マテリアル事業は、スーパー繊維や機能フィルターが好調に推移したものの、エアバッグ用基布が苦戦し、減収増益となった。ヘルスケア事業は、機能膜事業が堅調に推移したものの、バイオ事業、メディカル事業が苦戦し、前年同期に比べ、減収増益となった。繊維・商事事業は、アクリル繊維が苦戦したものの、テキスタイルは堅調に推移し、前年同期に比べて増収増益となった。不動産事業、その他事業では、不動産、エンジニアリング、情報処理サービス、物流サービス等のインフラ事業が、それぞれ概ね計画どおりに推移した。
■オカモト <5122> 1,015円 +49 円 (+5.1%) 本日終値
オカモト<5122>が3日ぶりに反発。前週末5日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の845億円から860億円(前期比6.3%増)へ、営業利益を60億円から73億円(同60.0%増)へ上方修正したことを好感した買いが入っている。北米中心に自動車内装材が堅調に推移したほか、インバウンド需要の拡大を背景に生活用品が伸長したことが要因としている。なお、同時に発表した第3四半期累計(15年4~12月)決算は、売上高663億6500万円(前年同期比9.6%増)、営業利益67億8200万円(同80.4%増)だった。
■エディオン <2730> 930円 +43 円 (+4.9%) 本日終値
5日、エディオン <2730> が決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比55.6%増の131億円に拡大して着地したことが買い材料。携帯電話や4K対応テレビ、洗濯機・理美容器具の高付加価値品を中心に販売が伸び、増収を確保した。販管費の抑制による採算改善も増益に大きく貢献した。
●ストップ高銘柄
レカム <3323> 79円 +30 円 (+61.2%) ストップ高 本日終値
雑貨屋ブルドッグ <3331> 180円 +50 円 (+38.5%) ストップ高 本日終値
ぷらっとホーム <6836> 2,536円 +500 円 (+24.6%) ストップ高 本日終値
MRT <6034> 2,092円 +400 円 (+23.6%) ストップ高 本日終値
メドピア <6095> 482円 +80 円 (+19.9%) ストップ高 本日終値
など、9銘柄
●ストップ安銘柄
ヤマウ <5284> 412円 -80 円 (-16.3%) ストップ安 本日終値
ビーマップ <4316> 525円 -100 円 (-16.0%) ストップ安 本日終値
以上、2銘柄
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