市場ニュース

戻る
 

【市況】NY株式:ダウは183ドル高、堅調な原油相場を好感


3日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は183.12ドル高の16336.66、ナスダックは12.71ポイント安の4504.24で取引を終了した。原油相場の反発を受けて買いが先行。その後1月ISM非製造業景況指数が予想を下振れたほか、世界経済への懸念からアジア・欧州株がほぼ全面安となったことが嫌気され、ダウは一時200ドル近く下落する場面もあった。しかし原油相場の回復に伴い、ダウは引けにかけて再び上昇に転じた。セクター別では、エネルギーや素材が上昇する一方で小売やソフトウェア・サービスが下落した。

医薬品メーカーのギリアド・サイエンシズ(GILD)やケーブルテレビのコムキャスト(CMCSA)は好決算を発表し、上昇した。原油相場の上昇を受けてエクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)などエネルギー関連企業が堅調推移。一方で、検索サイトのヤフー(YHOO)やファストフードのチポトレ・メキシカン・グリル(CMG)はは決算内容が嫌気され、下落した。

ファストフードのヤム・ブランズ(YUM)はマーケット終了後に10-12月期決算を発表、一株利益は予想を上振れたものの、売上高は下振れた。時間外取引で下落して推移している。

Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均