【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):東光、新光電工、オリックス、スタンレー
■東祥 <8920> 3,865円 +370 円 (+10.6%) 本日終値
東祥<8920>が5連騰。前週末1月29日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の182億円から190億円(前期比12.5%増)へ、営業利益を48億円から53億円(同23.1%増)へ上昇修正したことが好感されている。スポーツクラブ事業で会員数が増加していることに加えて、ホテル事業で宿泊稼働率が堅調に推移していることが要因としている。また、原油価格低下による水道光熱費などの減少も利益増に寄与したという。業績予想の修正に伴い、従来10円としていた期末配当予想を11円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。なお、年間配当は21円(従来予想20円、前期19円)を予定している。また、同時に発表した第3四半期累計(15年4~12月)決算は、売上高143億500万円(前年同期比14.2%増)、営業利益41億3500万円(同23.7%増)だった。
■東光 <6801> 422円 +39 円 (+10.2%) 本日終値
29日に発表した「村田製が株式交換で完全子会社化」が買い材料。
村田製 <6981> が株式交換によって同社を5月1日付で完全子会社化。同社株1株に対し、村田製株0.027株割り当てる。
■新光電気工業 <6967> 799円 +73 円 (+10.1%) 本日終値
1月29日、新光電工 <6967> が16年3月期の連結経常利益を従来予想の98億円→111億円に13.3%上方修正。増益率が9.2%増→23.7%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。半導体製造装置向けセラミック静電チャックやスマートフォン向けのICチップ組立などの受注が堅調に推移する中、円安による為替差益の増加が利益を押し上げる。通期業績予想の前提となる第4四半期の為替レートは、1ドル=115円と想定。日銀によるマイナス金利導入で円安に振れており、さらなる上振れを期待する買いが向かった。
■オリコ <8585> 246円 +21 円 (+9.3%) 本日終値
29日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が37%増益で着地・10-12月期も97%増益」が好感された。
オリコ <8585> が1月29日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比36.7%増の214億円に拡大し、通期計画の245億円に対する進捗率は87.4%に達し、さらに前年同期の75.6%も上回った。
⇒⇒オリコの詳しい業績推移表を見る
■オリックス <8591> 1,842円 +155.5 円 (+9.2%) 本日終値
オリックス<8591>が大幅続伸。東海東京調査センターが28日付で同社株のレーティングを「アウトパフォーム」継続としており、物色人気を後押ししている。同社が前週27日に発表した15年4~12月期の業績は最終利益が前年同期比16.2%増の2153億6400万円と好調で、同調査センターでは「同社の中期目標(18年3月期最終利益3000億円)に対しても順調な進捗といえる」と評価している。好業績の背景に4つのポイントとして「法人金融サービス事業(買収した『弥生』の新規連結効果、出資先の売却益計上)、不動産事業(保有不動産の売却益計上、運営ホテルの稼働率上昇効果)、事業投資事業(投資先の業績の連結効果、環境エネルギー事業の収益貢献)、海外事業(航空機リース収益の増加、Houlihan Lokey 株の売却益計上)」などを挙げている。
■武蔵精密工業 <7220> 2,621円 +221 円 (+9.2%) 一時ストップ高 本日終値
武蔵精密工業<7220>が一時ストップ高まで上昇した。同社は1月29日取引終了後に、16年3月期第3四半期累計(15年4~12月)の連結決算を発表。営業利益は97億2400万円(前年同期比20.6%増)となり、通期計画117億円83.1%に達した。売上高は1226億7400万円(同5.2%増)で着地。欧米地域での売り上げ好調が全体を牽引した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。
■MonotaRO <3064> 2,992円 +252 円 (+9.2%) 本日終値
29日に決算を発表。「今期経常は31%増で7期連続最高益、実質増配へ」が好感された。
モノタロウ <3064> が1月29日大引け後(15:00)に決算を発表。15年12月期の連結経常利益は前の期比63.6%増の71.2億円に伸び、16年12月期も前期比30.5%増の92.9億円に拡大を見込み、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。15期連続増収、7期連続増益になる。
⇒⇒MonotaROの詳しい業績推移表を見る
■スタンレー電気 <6923> 2,846円 +228 円 (+8.7%) 本日終値
29日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は14%増益」が好感された。
スタンレー <6923> が1月29日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比9.1%減の272億円に減り、通期計画の401億円に対する進捗率は68.0%となり、5年平均の69.2%とほぼ同水準だった。
⇒⇒スタンレー電気の詳しい業績推移表を見る
同時に発表した「0.42%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の0.42%にあたる70万株(金額で15億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月1日から2月16日まで。
■JSP <7942> 2,519円 +197 円 (+8.5%) 本日終値
29日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は73%増益、今期配当を10円増額修正」が好感された。
JSP <7942> が1月29日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比52.6%増の72.5億円に拡大し、通期計画の80億円に対する進捗率は90.6%に達し、5年平均の83.9%も上回った。同時に、今期の年間配当を従来計画の30円→40円(前期は30円)に大幅増額修正した。
⇒⇒JSPの詳しい業績推移表を見る
●ストップ高銘柄
アンジェス MG <4563> 292円 +80 円 (+37.7%) ストップ高 本日終値
ファンクリG <3266> 222円 +50 円 (+29.1%) ストップ高 本日終値
ビーロット <3452> 1,565円 +300 円 (+23.7%) ストップ高 本日終値
AppBank <6177> 2,103円 +400 円 (+23.5%) ストップ高 本日終値
プロパティエージェント <3464> 2,162円 +400 円 (+22.7%) ストップ高 本日終値
など、13銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
東祥<8920>が5連騰。前週末1月29日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の182億円から190億円(前期比12.5%増)へ、営業利益を48億円から53億円(同23.1%増)へ上昇修正したことが好感されている。スポーツクラブ事業で会員数が増加していることに加えて、ホテル事業で宿泊稼働率が堅調に推移していることが要因としている。また、原油価格低下による水道光熱費などの減少も利益増に寄与したという。業績予想の修正に伴い、従来10円としていた期末配当予想を11円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。なお、年間配当は21円(従来予想20円、前期19円)を予定している。また、同時に発表した第3四半期累計(15年4~12月)決算は、売上高143億500万円(前年同期比14.2%増)、営業利益41億3500万円(同23.7%増)だった。
■東光 <6801> 422円 +39 円 (+10.2%) 本日終値
29日に発表した「村田製が株式交換で完全子会社化」が買い材料。
村田製 <6981> が株式交換によって同社を5月1日付で完全子会社化。同社株1株に対し、村田製株0.027株割り当てる。
■新光電気工業 <6967> 799円 +73 円 (+10.1%) 本日終値
1月29日、新光電工 <6967> が16年3月期の連結経常利益を従来予想の98億円→111億円に13.3%上方修正。増益率が9.2%増→23.7%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。半導体製造装置向けセラミック静電チャックやスマートフォン向けのICチップ組立などの受注が堅調に推移する中、円安による為替差益の増加が利益を押し上げる。通期業績予想の前提となる第4四半期の為替レートは、1ドル=115円と想定。日銀によるマイナス金利導入で円安に振れており、さらなる上振れを期待する買いが向かった。
■オリコ <8585> 246円 +21 円 (+9.3%) 本日終値
29日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が37%増益で着地・10-12月期も97%増益」が好感された。
オリコ <8585> が1月29日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比36.7%増の214億円に拡大し、通期計画の245億円に対する進捗率は87.4%に達し、さらに前年同期の75.6%も上回った。
⇒⇒オリコの詳しい業績推移表を見る
■オリックス <8591> 1,842円 +155.5 円 (+9.2%) 本日終値
オリックス<8591>が大幅続伸。東海東京調査センターが28日付で同社株のレーティングを「アウトパフォーム」継続としており、物色人気を後押ししている。同社が前週27日に発表した15年4~12月期の業績は最終利益が前年同期比16.2%増の2153億6400万円と好調で、同調査センターでは「同社の中期目標(18年3月期最終利益3000億円)に対しても順調な進捗といえる」と評価している。好業績の背景に4つのポイントとして「法人金融サービス事業(買収した『弥生』の新規連結効果、出資先の売却益計上)、不動産事業(保有不動産の売却益計上、運営ホテルの稼働率上昇効果)、事業投資事業(投資先の業績の連結効果、環境エネルギー事業の収益貢献)、海外事業(航空機リース収益の増加、Houlihan Lokey 株の売却益計上)」などを挙げている。
■武蔵精密工業 <7220> 2,621円 +221 円 (+9.2%) 一時ストップ高 本日終値
武蔵精密工業<7220>が一時ストップ高まで上昇した。同社は1月29日取引終了後に、16年3月期第3四半期累計(15年4~12月)の連結決算を発表。営業利益は97億2400万円(前年同期比20.6%増)となり、通期計画117億円83.1%に達した。売上高は1226億7400万円(同5.2%増)で着地。欧米地域での売り上げ好調が全体を牽引した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。
■MonotaRO <3064> 2,992円 +252 円 (+9.2%) 本日終値
29日に決算を発表。「今期経常は31%増で7期連続最高益、実質増配へ」が好感された。
モノタロウ <3064> が1月29日大引け後(15:00)に決算を発表。15年12月期の連結経常利益は前の期比63.6%増の71.2億円に伸び、16年12月期も前期比30.5%増の92.9億円に拡大を見込み、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。15期連続増収、7期連続増益になる。
⇒⇒MonotaROの詳しい業績推移表を見る
■スタンレー電気 <6923> 2,846円 +228 円 (+8.7%) 本日終値
29日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は14%増益」が好感された。
スタンレー <6923> が1月29日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比9.1%減の272億円に減り、通期計画の401億円に対する進捗率は68.0%となり、5年平均の69.2%とほぼ同水準だった。
⇒⇒スタンレー電気の詳しい業績推移表を見る
同時に発表した「0.42%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の0.42%にあたる70万株(金額で15億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月1日から2月16日まで。
■JSP <7942> 2,519円 +197 円 (+8.5%) 本日終値
29日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は73%増益、今期配当を10円増額修正」が好感された。
JSP <7942> が1月29日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比52.6%増の72.5億円に拡大し、通期計画の80億円に対する進捗率は90.6%に達し、5年平均の83.9%も上回った。同時に、今期の年間配当を従来計画の30円→40円(前期は30円)に大幅増額修正した。
⇒⇒JSPの詳しい業績推移表を見る
●ストップ高銘柄
アンジェス MG <4563> 292円 +80 円 (+37.7%) ストップ高 本日終値
ファンクリG <3266> 222円 +50 円 (+29.1%) ストップ高 本日終値
ビーロット <3452> 1,565円 +300 円 (+23.7%) ストップ高 本日終値
AppBank <6177> 2,103円 +400 円 (+23.5%) ストップ高 本日終値
プロパティエージェント <3464> 2,162円 +400 円 (+22.7%) ストップ高 本日終値
など、13銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース