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【市況】東京株式(寄り付き)=FOMC通過、米株安を受けて売り優勢

 28日の東京株式市場は売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比104円安の1万7059円と反落。前日の米国株市場ではNYダウが222ドル安と急反落、注目されたFOMCでは政策の現状維持を決定し、3月の利上げ観測の後退にはつながらなかったことで米国株は下値模索の展開となった。これを受けて、前日に日経平均が455円高と大きく買われた東京市場でも目先利益を確定する動きが先行している。

 ただ、リスクオフ相場の象徴である原油市況は足もと下げ止まる動きをみせていることや、外国為替市場では1ドル=118円台半ばのもみ合いと、ひと頃の急速な円高基調も収まっており、下値では押し目買いが入ることも想定される。寄り付き時点で業種別では33業種中、鉱業、紙パルプ、空運を除き安い。値下がりで目立つのは、繊維、鉄鋼、機械、海運、銀行など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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