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【通貨】明日の為替相場見通し=FOMC意識の展開、原油価格など相場左右

 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、26日から27日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を意識した展開が予想される。

 この日の東京市場は、朝方は118円台前半で推移していたものの、前日の原油価格とNYダウの下落を受け日経平均株価が大幅安となるとリスク回避のドル売り・円買いが活発化。夕方にかけ下落基調を強め、午後4時30分過ぎには一時117円66銭まで円高が進んだ。今晩の海外市場も原油価格の動向を警戒しながらNYダウの動向を注視する展開となりそうだ。

 原油価格が落ち着き、NYダウが上昇すれば再度118円台乗せも見込めるが、米国株式市場が軟調なら117円台で推移しそうだ。ただ、FOMCの結果発表を控え様子見気分も強いだけに、一定レンジ内での取引に終始しそうだ。今晩は米1月CB消費者信頼感指数の発表があるほか、アップルの決算も予定されている。予想レンジは117円50~118円50銭。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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