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【テク】日経平均テクニカル:大幅反落で昨年来安値更新、週間形状で14年10月末のマド埋めは完了


20日の日経平均は大幅反落で昨年来安値を更新した。寄り付き直後に17000円を割り込むと、その後もこれといった戻りもみせずに、終日じりじりと下げ幅を拡大させていた。ボリンジャーバンドでは下向きに推移している-2σに沿っての下げが続いており、リバウンド局面では-1σが抵抗となっている。週足形状では一昨年の10月末から11月上旬の上昇時に空けていたマド(16413-16790円処)を埋めている。この水準でいったん下げ止まりをみせてこないと、節目の16000円及び、一昨年のもち合いレンジであった14000-16000円の水準を意識してくる可能性がある。一方で、オーバーシュート気味の下げから底入れが意識されたとしても、本日の下げで17000円が上値抵抗として強い抵抗になりそうだ。
《SY》

 提供:フィスコ

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