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【市況】17000円処での攻防が長期化するか/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 19日のNY市場はまちまち。19日の米国市場は、中国の追加緩和策への期待から、アジアや欧州株が全面高となったことが好感されて買いが先行。しかし、原油先物価格が一時3%安となるなど、原油安が重石となり、高安まちまちの展開だった。ダウ平均は27.94ドル高の16016.02、ナスダックは11.47ポイント安の4476.95。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の17030円。

 NYダウ先物は前日夕の時点で大幅に上昇していたこともあり、ややハシゴを外された格好である。引き続き、中国市場の動向のほか、原油先物価格を睨みながらの相場展開が続くことになろう。日経平均は前日に17000円を回復して終えたが、同水準での攻防が続くことになりそうだ。明確に上値抵抗を拒否する格好での上昇をみせたいところである。下降する5日線のほか、一目均衡表では転換線が上値抵抗として機能している状態は変わらず。17000円処での攻防が長期化し出すと、下への波動形成が強まる可能性がある。16700-17200円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 17200円-下限 16700円

《TM》

 提供:フィスコ

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