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【市況】クリスマス休暇控えもみあい、下落率の大きい大型株の売りに警戒


『米株式市場』


21日のNY市場は上昇。先週末にかけて大幅下落となったことで、値頃感から買いが先行。原油相場の不安定な動きその後はもみ合う展開となったものの、引けにかけて上げ幅を拡大した。


米株先物はNYダウでは50ドル安程度で推移している。欧州は高安まちまちであり、週後半にクリスマスの連休を控えていることもあり、大きなトレンドは出難いだろう。経済指標では7-9月GDP確定値が予定されている。市場予想では改定値から下方修正されるとみられているが、既に約9年半ぶりに利上げを全会一致で決定していることから、市場の反応は限られそうだ。一方で、年末の為、節税目的での含み損の確定が増える時期となることに注意が必要だ。特に年初来で下落率の大きい銘柄で、流動性の高い銘柄(大型株)ほど売られる傾向がある。

《TY》

 提供:フィスコ

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