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【市況】【市場反応】米先週分新規失業保険申請件数/12月フィリー連銀製造業など、ドル伸び悩む


 外為市場では低調な米国製造業指数に失望しドル買いが後退した。ドル・円は122円56銭から122円45銭へじり安。ユーロ・ドルは1.0831ドルの安値から1.0850ドルへ上昇した。


 米国12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は-5.9と予想外に11月の1.9から再びマイナスに落ち込み9月来で最低となった。同指数は12月分の指標となるため先行指標として注目されていた。


 一方、同時刻に米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数は前週比1.1万件減の27.1万件と、市場予想の27.5万件を下回った。また、失業保険継続受給者数は223.8万人と市場予想の220.0万人を上回ったものの、前回の224.5万人から減少。


 米国商務省が発表した7-9月期経常収支は1241億ドルの赤字と、赤字幅は予想の1186億ドルを上回り2008年10-12月期以降で最高となった。

【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:27.1万件(予想:27.5万件、前回:28.2万件)
・米・失業保険継続受給者数:223.8万人(予想:220.0万人、前回:224.5万人←224.3万人)
・米・12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:-5.9(予想:1.0、11月:1.9)
・米・7-9月期経常収支:-1241億ドル(予想:-1186億ドル、4-6月期:-1111億ドル←-1097億ドル)

《KK》

 提供:フィスコ

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