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【市況】【市場反応】米FOMC、予想通りゼロ金利政策解除へ、ドル上昇


 米連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で大半の予想通り政策金利であるFF金利誘導目標レンジを0.25%引き上げ0.25-0.50%に決定した。声明やイエレンFRB議長の会見で、米国経済や労働市場には依然たるみが存続し注意深い利上げを示唆したため、一時ドル売りが優勢となった。しかし、イエレンFRB議長が利上げは「我々の米国経済への自信をあらわす」と、海外の経済の弱さなどリスクが存続するものの「米国経済が強い」との見方を確認。経済の上向きリスクにも言及したため、その後、ドル買いが再燃した。


 ドル・円はいったん121円38銭まで下落後、122円42銭へ上昇した。ユーロ・ドルは1.0888ドルから1.1012ドルのレンジで乱高下。ダウ平均株価は米国東部時間午後3時40分現在、249ドル高で推移した。

【金融政策】
・米連邦公開市場委員会(FOMC)
・政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を0.25%引き上げ0.25-0.50%に決定

・公定歩合を1%に引き上げ

《KK》

 提供:フィスコ

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