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【通貨】明日の為替相場見通し=GDP改定値に注目、プラス成長に転換も

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、日本の国内総生産(GDP)改定値などに左右されそうだ。予想レンジは1ドル=123円00~124円00銭。この日は前週末4日に発表された米11月雇用統計が堅調な内容となり、米利上げの条件はほぼ整ったとの見方から、ドル円は123円台前半での堅調な値動きが続いた。あすは午前8時50分に7~9月期GDP改定値の発表がある。速報値の前期比年率0.8%減に対して改定値は0.2%増へプラス転換するとの予想が出ている。プラス転換した場合、2期連続マイナス成長による景気後退との定義から外れることになる。このことは、日銀の追加緩和観測を後退させる要因になる、との見方が出ている。また、海外ではユーロ圏7~9月期GDP改定値や中国11月貿易収支の発表などが予定されている。


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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