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【市況】東京株式(寄り付き)=米国株急伸を受けて大幅高スタート

7日の東京株式市場は大きく買い優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比205円高の1万9710円と反発。注目された米11月の雇用統計は市場コンセンサスを上回る改善をみせたことで12月FOMCでの利上げが濃厚となり、金融政策に対する不透明感払拭から前週末の米国株市場が大幅高、NYダウは約370ドルの上昇をみせた。これを受けて東京市場でも幅広く買い戻される展開となっている。円安、原油安の流れのなか企業業績の増額修正期待も改めて浮上しそうだ。ただ、原油安は中国の景気減速リスクなどとも絡み、エネルギー関連セクターなどにはマイナスに作用するほか、リスクオフの流れを形成しやすい。そのため全体買い一巡後は関連銘柄を中心に注意が必要との見方もある。寄り付き時点で業種別では33業種中、石油を除きほぼ全面高、値上がり上位に精密機器、金属製品、陸運、空運、鉄鋼など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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