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【市況】NY原油:反落で39.97ドル、OPEC生産枠引き上げ合意受けて売り先行


 NY原油は反落(NYMEX原油1月限終値:39.97↓1.11)。39.60ドルまで下落した後、40.69ドルまで上昇した。石油輸出国機構(OPEC)が4日の定例総会で、加盟12カ国の生産枠について、予想外の日量3150万バレルへ引き上げで合意したことから(現行3000万バレル)、原油の売りが先行した。



 その後、OPEC総会閉会後発表の声明に生産枠が明記されなかったことから、いったん買い戻しに転換。しかし、終盤に米ベーカー・ヒューズ社が発表した国内の石油掘削装置(リグ)稼働数は、前週比10基減の545基で3週連続の減少だったが、買いは一時的にとどまった。

《KK》

 提供:フィスコ

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