市場ニュース

戻る
2015年12月03日13時33分

【材料】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家夢見る父さん氏:「12月は好調」に変化?

n 【日足】
多機能チャートへ
n 【日中足】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家夢見る父さん氏(ブログ「夢見る父さんのコツコツ投資日記」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

----

※2015年12月2日23時に執筆

市場にはいくつか格言があります。そのうちの一つが、「12月の株価は安く、逆に1月の株価は高い」というものでした。例えば大和証券の証券用語集の「アノマリー」(理論的で説明できない市場でのジンクスのようなもの)をみると、まっさきにこの格言が挙げられています 。

理由としては、節税のため損失を確定するための大口の売りがでるとか、長期休暇前でポジションをいったん閉じるためとか、いわれていました。

ところが、日経のヒストリカルデータの月次をさかのぼってみると、21世紀に入ってから、日経平均の12月の月始の始値と月末の終値を比べた騰落率は10勝4敗と圧勝。しかも、下がった年のうち、2007年、2011年、2014年の3回は微減にとどまっています。

2001年○
2002年●
2003年○
2004年○
2005年○
2006年○
2007年●
2008年○
2009年○
2010年○
2011年●
2012年○
2013年○
2014年●

つまり、かつては市場の常識だったことが、最近のデータではあてにならなくなったということです。理由はどうしてなのか、専門家でも正確なことはわからないでしょう。ただ、僕自身が納得しているのは、アメリカの投資のバイブルともいえる、「ウォール街のランダムウォーカー」の著者でプリンストン大教授の、バートン・マルキールさんの唱えている説です。

ざっくりいうと、一時的に有利な投資法が見つかっても、本当にそれが有利ならば、他の大勢の市場参加者がそれを真似して、結果的にその投資法は有利でなくなるということです。そう考えると、12月の株価が高いと変わってきても不思議ではありません。

このほか、ご祝儀相場を見越して、「年末の大納会で買って、年始の大発会で売れ」というやり方もあります。しかし、これも、過去2年はマイナスになっており、やはり、アノマリー通りにいかない感じですね。個人的には最近のアノマリーに加えて、日経平均が2万円を突破した勢いもあり、今年も12月は上昇相場になると思うのですが、アメリカの利上げも予想されますし、どうなることやら。自分自身は長期投資のバイ・アンド・ホールドを基本にしていますので、高みの見物をしながら年越しを迎える予定です。

インデックス投資に関心のある方は夢見る父さんのブログをごらんください。

----

執筆者名:夢見る父さん
ブログ名:夢見る父さんのコツコツ投資日記

《NO》

 提供:フィスコ

【関連記事・情報】

日経平均