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【市況】東京株式(寄り付き)=米国株高も目先達成感から売り先行

 2日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前日比54円安の1万9957円と反落スタート。前日に日経平均は約3カ月ぶりに2万円大台を回復したが、きょうは目先達成感から売り圧力も顕在化している。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに大幅上昇となったが、今週はECB理事会や週末の米雇用統計発表など重要イベントを控えており、上値を積極的に買いにくい環境にある。一方、下値では安倍政権による政策期待が底流しており押し目買いも厚そうだ。前日の中国PMIが市場コンセンサスを下回るなど中国景気に対する警戒感も根強く、上海株をはじめとするアジア株市場の動きも横にらみに強弱感が対立している。寄り付き時点で業種別では33業種中、15業種前後が高く、値上がり上位に鉄鋼、電力ガス、保険、不動産、空運など。値下がりでは紙パルプ、海運、精密機器、小売など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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