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【市況】NY金先物週間見通し:やや弱含みか、米ドル高・ユーロ安継続の可能性も


■NY金先物
安値:1,062.40ドル
高値:1,098.00ドル
終値:1,077.30ドル
前週末比(騰落率):-0.39%

■弱含み、株高・ドル高の相場展開が嫌気される

NY金先物は弱含み。米12月利上げを織り込む相場展開となった。パリ同時多発テロの影響で欧米諸国の金融市場は混乱するとの警戒感が高まり、安全逃避の買いが入る場面があった。しかしながら、市場が混乱することはなく、欧米株高や米ドル高・ユーロ安の相場展開となったことで金先物の上昇は抑制された。


■やや弱含みか、米ドル高・ユーロ安継続の可能性も

想定レンジ:1,065.00~1,100.00ドル

やや弱含みか。米12月利上げを想定して投機筋などの売りは継続する可能性がある。米ドル高・ユーロ安継続の可能性があることや欧米株高も金先物の反発を抑える一因となりそうだ。ただし、米長期金利の上昇が抑制された場合、代替資産としての金の需要は増える可能性がある。

《TN》

 提供:フィスコ

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