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【市況】今週の「特異日」カレンダー(11月24日-12月4日)


―アノマリーが語る「上げやすい日、下げやすい日」―

 ここでの「特異日」とは、日経平均の日足が前日比で上げた場合を「勝ち」、下げた場合を「負け」とした時、過去10年間で「7勝以上」「7敗以上」の偏りを示す、経験則上、上昇・下落しやすい日を指します。

 前週に日銀決定会合、GDP発表といったビッグイベントを通過。今週(11月24日-27日)は先週ほどの大型イベントは見当たりませんが、25日(水)に「9勝1敗」、26日(木)に「3勝7敗」とプラス、マイナスの特異日が連続しており、大きく値が振れる場面も想定されます。

 翌週(11月30日-12月4日)からは、12月1日(火)に「8勝2敗」、2日(水)に「7勝3敗」、3日に「8勝2敗」(木)とプラスの特異日が3日連続で到来します。スケジュール的にも3日にはECB理事会、4日に米雇用統計とビッグイベントが予定されており、年末高に向けて一気に弾みをつける展開となるか否かが注目されます。

△【 7勝以上 】
  11月25日(水) ○9-●1:米新築住宅販売、前日24日には米GDP改定値
  12月 1日(火) ○8-●2:中国財新製造業PMI、米ISM製造業景況指数
  12月 2日(水) ○7-●3:米ADP雇用統計、イエレンFRB議長発言
  12月 3日(木) ○8-●2:ECB理事会、翌4日に米雇用統計

▲【 7敗以上 】
  11月26日(木) ○3-●7:NY休場、満月

※○は「勝ち(前日比プラス)」、●は「負け(前日比マイナス)」を表し、例えば「○7-●3」は7勝3敗を意味します。

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