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【材料】セイコーHDが安い、第2四半期営業利益5割増も最終大幅減益

 セイコーホールディングス<8050>は売りに押される展開。同社は10日取引終了後、16年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は1515億4100万円(前年同期比9.9%増)、営業利益は113億3000万円(同50.1%増)、最終利益は75億1900万円(同43.2%減)だった。訪日外国人観光客の急増で高級時計がインバウンド需要を取り込んだほか、電子部品も売り上げを伸ばした。本業の儲けを示す営業利益も5割の高い伸びを示した。ただ、最終利益は前年同期に固定資産売却益を計上していた反動で大幅減益となったほか、通期業績予想は従来見通しを据え置いたこともあって、いったん利益を確保する動きが強まった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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