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【市況】【今日の相場見通し】本日の予想レンジ 19,550円~19,650円。 

 米ダウ平均は、10月の中国消費者物価指数(CPI)が前月の伸び率を下回ったことや、年内の利上げ観測が足枷となって小幅反発。その影響でシカゴの日経平均も目立った動きも無く、小幅安で取引を終えているだけに、東京市場は売り買い拮抗から前日の終値水準近くでの取引開始となりそうだ。

 一巡後は、海外市況が大幅安でも昨日の取引では、想定外のプラス圏に浮上するなどマーケットのマインド良好で、また、為替市場ではドルが依然123円台をキープするなど、円安基調が続いていることから、指数は底堅い動きとなることが想定される。

 ただ、2時30分には中国10月小売売上高・鉱工業生産の発表を控えることから、内容見極めるまではやや上値の重い展開も予想され、内容次第では一波乱起きることにも否定出来ないだけに、大引け近くの値動きには注意したいところだ。

 テクニカル的には、26週移動平均線(19,529円前後)が目先の下値メドとなり、上値は心理的節目である20,000円の大台まで視野に入ってくるだろう。

 新興市場のジャスダック平均は、200日移動平均線(2,564ポイント前後)を支持線とし、抵抗線の75日移動平均線(2,587ポイント前後)の突破を目指し、マザーズ指数は、一目均衡表の雲の下限(770ポイント前後)が、目先の下値メドとして意識されそうである。

 本日の予想レンジ 19,550円~19,650円。(ストック・データバンク 編集部)

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