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【材料】カプコンが反発、第2四半期売上高22.1%増を好感

 カプコン<9697>が反発、一時前日比173円高の2530円まで買われている。同社は29日の取引終了後、16年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は316億3800万円(前年同期比22.1%増)、営業利益は28億4400万円(同35.1%減)、純利益は19億5100万円(同34.4%減)だった。
 アミューズメント機器では新作投入による原価率の上昇や一部タイトルの計画未達に加え、オンライン・モバイルコンテンツでの既存タイトルの収益減が利益を圧迫している。その一方で、前期発売の「モンスターハンター4G」や「バイオハザード リベレーションズ2」などのリピート販売やダウンロード版が海外を中心に健闘し、国内では「戦国BASARA4 皇」が底堅い売れ行きとなっており、ゲームソフト好調による売上高での大幅増収を好感している。
 通期業績は売上高760億円(前期比18.2%増)、営業利益120億円(同13.4%増)、純利益77億円(同16.4%増)と従来見通しを据え置いた。11月28日発売のニンテンドー3DS向けソフト「モンスターハンタークロス」の人気化が期待される。

カプコンの株価は9時57分現在2494円(△137円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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