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【市況】東京株式(寄り付き)=方向感乏しいなか小幅安で始まる

 30日の東京株式市場は売り買い交錯のなかもやや売り先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比11円安の1万8924円と小幅反落。前日の米国株市場では7~9月のGDP鈍化を受けて売りが優勢でNYダウが23ドル安と小幅反落となったが、引け間際に一時プラス圏に浮上するなど底堅さを発揮した。東京市場はきょう取引時間中に日銀の金融政策決定会合の発表を控え、為替動向を絡め主力株や金利敏感株などを中心に思惑含みの展開となりそうだ。足もとの為替は1ドル=121円近辺でのもみ合いで相場全体には中立要因。企業の第2四半期決算発表が本格化するなか好決算銘柄の物色動向も注目される。寄り付き時点で業種別では33業種中、15業種前後が高く、値上がり上位に空運、医薬品、精密機器、不動産、紙パルプなど。値下がりでは鉄鋼、ガラス土石、非鉄、証券、その他製品など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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