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【市況】28日の中国本土市場概況:上海総合1.7%安で5日ぶり反落、保険株と証券株がさえない


28日の本土マーケットは値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比59.14ポイント(1.72%)安の3375.20ポイントと5日ぶりに反落した。上海A株指数は61.95ポイント(1.72%)安の3534.91ポイント。外貨建てB株相場も下落する。上海B株指数が5.85ポイント(1.66%)安の346.12ポイント、深センB株指数が17.63ポイント(1.52%)安の1144.27ポイントで引けた。

利食い売りに押される流れ。上海総合指数は前日までの4日続伸で3%超上昇しただけに、短期的な過熱が警戒された。指数はこのところ、心理的節目の3500ポイントが上値抵抗線として意識され、戻り売り圧力も高まっている。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。第18期中央委員会・第5回全体会議(5中全会)が開催中のため(29日まで)、政策期待が続いている。

業種別では、保険株と証券株の下げが目立つ。中国人寿保険(601628/SH)が2.6%安、海通証券(600837/SH)が4.0%安で引けた。インフラ関連株も安い。ゼネコンの中国交通建設(601800/SH)が5.2%下落した。前日に急伸した軍事関連株も反落している。消費関連株や自動車株、不動産株、ITハイテク関連株なども売られた。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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