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【材料】理研ビタミン---ノンオイルドレッシングの先駆け的存在


理研ビタミン<4526>は家庭用食品、業務用食品、加工食品用原料、食品用改良剤、化成品用改良剤、ビタミン類などの製造・販売をてがけている。「リケンのノンオイル」などノンオイルドレッシングの先駆け的存在。

2016年3月期は売上高で前期比2.2%増の875億円、経常利益で同13.1%増の53億円が見込まれている。第1四半期決算では売上高で前年同期比4.3%増の209.13億円、経常利益が同28.5%増の15.08億円と順調な推移が想定される。国内食品事業は和風だし調味料「素材力だし」シリーズが好調。ドレッシングはノンオイル商品の刷新効果も出ており底堅く推移している。また、食品向け改良剤の拡販などで海外事業の伸びも大きく寄与している。なお、2018年3月期を最終年度とする中期経営計画は、売上高で945億円、営業利益率で7.9%(営業利益で75億円)、ROE6.0%以上が数値目標。

パンやケーキの食感をよくする天然由来の改良剤が海外で売れ行き好調である。アジアの生産拠点であるマレーシア工場での生産能力を2016年春に現在の54,000トンから68,000トンへと引き上げ、海外での更なる拡販を推し進める。

《SF》

 提供:フィスコ

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